ホタルイカ漁始まる
ホタルイカ漁解禁わずか9匹 KNB NEWS
富山湾の春の味覚、ホタルイカの定置網漁が1日解禁となりました。
しかし滑川漁港での初水揚げはわずか9匹、この先の漁に不安を抱かせるスタートとなりました。
1日午前4時半ごろ滑川漁港から出港した4隻の漁船が沖合いおよそ1.5キロに仕掛けた定置網を起こしました。
しかし、網を引き上げてもホタルイカの姿は一向に見えず、4つの網をあわせてもわずか9匹しか入っていませんでした。
滑川春網定置漁業組合理事の沼部克彦さんは「不漁やのお、この先不安や、どうなるかのお」
富山湾のホタルイカ漁は、去年は漁獲量が582トンで例年の3分の1でした。
関係者は今年こそはと願っていますが、県水産試験場が過去の様々なデータや採取調査などに基づいて1日発表した今年の予想漁獲量は1200トンから1400トン程度、こちらも例年を下回っています。
県水産試験場研究員の南條暢聡さんは「2006年の山陰若狭沖の水温環境が割と低めに推移していまして、そういう年は、翌年の富山県のホタルイカ漁獲量は低くなる傾向があります。」
初水揚げの9匹は合わせて3100円、1匹あたり300円以上で競り落とされました。
ホタルイカ漁は、6月末まで行われます。
うーん、やはり暖冬の影響なのかね?
ホタルイカを知らない人はいないと思うけれど、名前の通り発光するイカで体長は成体でも親指サイズの小さなイカです。
一般的にはボイルして酢味噌を付けて食べたり、鮮度の良い物は刺身でも行けます。
ちなみに昨年初夏に立山へ行った時にケーブルカーの乗り場でホタルイカの沖漬けを売っていた訳ですよ。
沖漬けと言うのは獲れたての活きたイカを醤油や味醂、酒などで作った漬け汁にぶち込んで溺れさせた奴ですね。
試食したら凄く後を引く味でビールが何本でも飲めてしまい冷酒も進む恐ろしいツマミでした。
富山の方ではゴールデンウイーク辺りに夜間漁港で網で掬える事もあるらしい。
今後漁が回復すると良いが・・・
ちなみに昔ゴールデンウイークに寺泊に行ってトロ箱でホタルイカを買ったら量が多すぎて食いきれずキャンプサイトで土に返した事があるような気が・・・反省してます。
関連記事